漢方をつかって、発毛や育毛治療をすることもできます。
東洋医学から生まれた漢方では、薄毛の問題は血虚と呼ばれる血液循環の不調や、疲れが抜けず慢性的に気(エネルギー)が不足している状態の気虚、あるいは、年を取り身体の色々な部分に支障をきたす腎虚などが原因だと考えます。不調の原因を捜して治し、免疫力や自然治癒力をアップして抜け毛や薄毛を改善していくのが漢方を使った育毛の方法です。
血行不良は体のあちこちに悪影響を及ぼしますが、頭皮もダメージをうけるのです。
当然ですが血管は頭皮にもあって、この部分が血行不良になったら髪が栄養不足で成長できなくなります。
こうなると、髪は成長を止めて簡単に抜けてしまい、更に薄毛が酷くなります。
発毛や育毛を考えている人に、まず血行改善が謳われるのはこれが理由です。効能のある温泉に浸かったり自宅で頭皮マッサージを行なうなどすれば血行が改善されます。
頑丈で健康な髪の毛をたくさん生やすためには、育毛のための治療と頭皮環境の整備をともに進めていくことが大切だといえるでしょう。頭皮の血行が改善されるにしたがって、毛母細胞(もうぼさいぼう、髪の毛を造る細胞)に栄養成分が充分に行き渡るようになります。
お風呂に入っている時に頭皮のツボを刺激するマッサージをやることは育毛に有効なのですが、なんでもやり過ぎは逆効果だと言うことです。強い痛みをうけるほどに力を入れてしまったり、長い時間マッサージし続けることは反対に頭皮へダメージを与えることになるでしょう。
もし女性の方なら、ホホバオイルの名前にきき覚えがあるかもしれません。
メイク落としやスキンケア用品として有名なこのオイルは、頭皮マッサージのオイルとしても非常に効果的なのです。
ホホバオイルとは何か説明しますと、ホホバという植物の種子から絞られたオイルのことを指し、なによりその特性は、浸透率が高く肌馴染みが良いことです。ですから、油っぽいギトギトを感じることなく毛穴汚れを浮かせて皮脂の分泌を抑え、健康的な頭皮へと変えることが出来ます。健康な頭皮は健康的な髪の素になるので、抜け毛や薄毛に悩んでいる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
近頃どうも頭頂部や額の髪が薄くなって、ひょっとしてAGAの兆候かという疑いが出てきた時は、自分でチェックする手段があります。自然に抜け落ちた毛を集めてみて、その中にある短くて細い髪の比率が高くないかどうかを見るのです。
太く長く成長するべきところが、そこまでいかずに早いうちに抜けてしまっている毛髪の比率が高い場合は、頭髪のターンオーバー機能に異変が出てきていると言うことで、進行性であるAGAを疑ったほうが良いかもしれません。
病院に頼らず自力でAGAを治療することは、一部に限定すれば可能と言えます。
レーザーや超音波を使用して毛根へ薬剤を注入するメソセラピーや植毛は、実習と研修を重ねた医療技術者にしかあつかえません。
ただ、薬を中心とした治療だったら国外の業者から個人輸入で購入することにより病院に行かずに治療可能です。同時に薬を先発品でなく後発品にすることで、AGA専門医などにかかるのと比較するとだいぶ安いコストで治療することが出来ます。
育毛剤や食生活など、日々の生活の中で育毛を進めることも可能ですが、本気で育毛治療をおこないたいのならやはり育毛クリニックを使うべきではないかと思います。
治療を開始して、薬を使い始めてからではクリニックを変えることは難しくなますし、植毛で治療する場合は、予算の心配もあります。
その為、いくつかのクリニックのカウンセリングをあらかじめ受けておいて、安心して治療を任せられるクリニックを探すようにしましょう。
ほとんどのクリニックは無料カウンセリングを受け付けているでしょう。
わざわざAGA専門のクリニックに通って処方して貰うよりリーズナブルに入手する方法には、海外の業者から自分で直接購入するという方法もない理由ではありません。
病院での診察費用はかかりませんからコストダウンできるという理由です。
そうはいっても注文は英語ですから海外とやりとりするのは不安というのだったら、手続きを代行してくれる業者が少なくありませんし、手続き一切を頼んでしまいましょう。
ブドウの種から取り出されるグレープシードオイルは、抗酸化作用がとても強く、イロイロな効能があります。抗酸化作用が強いため毛母細胞の本来のはたらきを抑制してしまう活性酸素を取り除くことが可能になります。また、その他の効果として、オレイン酸がパサパサした頭皮に油分で潤いをつけてくれます。
ですから、育毛にはとても効果があるオイルといえるでしょう。
グレープシードオイルで頭皮マッサージを行ったり、一般的な油のように料理で使用するのもお勧めですし、内服するサプリメント形式で摂っても構いません。
嗜好品なので止めるのは難しいかもしれませんが、タバコというのはAGAの症状を悪化指せるリスクが高いです。
タバコを嗜む人ほどAGAの症状を進行指せるジヒドロテストステロン(DHT)という性ホルモンが増加するからです。
喫煙で体内に取り込まれたニコチンは即時的に血流を悪化指せる作用がありますので、ストレス解消のつもりが肌や髪には結構のダメージを与えてしまっているのです。
AGAの治療効果を台無しにしてしまうので、なんとなくAGAの兆候を感じたら早いうちに禁煙するほうが、症状が進む速度も遅くなります。